音楽家というものを誤解を恐れず非常に大雑把にくくると,次の二つに分類されると思う.
Type I:自分の音楽性とやらにこだわり,それを威張る人.たいてい外見も重視.音楽的語彙は実は少なく,ワンパターン.納期はあまり守らない.事務所が強い.お金持ち.『アーティストさん』もしくは『○○○○(姓+名/さん付けなし)』と呼ばれる.
Type II:自己主張せず,クライアントの要求に応える(ことしかできない)人.たいてい外見は軽視もしくは自信がない.小器用だが色がない.納期はきちんと守る.多くはフリーランス.徹夜ばかり.お金がない.『○○さん(名字)』としか呼ばれない.
どちらがいいとか言っているのではない.どういう訳かこの中間という例が存在しないのだ.
僕はこのどちらかになろうとしてもなれないようだ.
特に今手掛けている二つのプロジェクトはどちらも,要求に応えつつしっかりとした色を持つ音楽性,幅広いジャンルカバレッジ,さらに映像との高次元な統合を求められていて,しかし存在感があり過ぎてもいけないと言う.
そういえばここ数年,わりと自分の色に甘えて好き勝手やらしてもらってたからな...
むつかしい.
作曲家が夢である私は果して自分をどうにさせて行くか未来に対する不安を持つ時もあります.
果してあの 2種 Typeの中で私は未来にどんな人になるか分かりたいです.
しかしどんな Typeになってもいつも音楽を愛する心を持って暮したいです.
Posted by: Dr | Saturday, 15 August 2009 at 21:24
osamuさん、ご無沙汰しております。
自分は哀しいまでに Type II 気質のようです・・・哀しいまでに。
Posted by: DAN | Wednesday, 26 August 2009 at 22:48