たいへん申し訳ありませんが,新規にお申し込みをされる場合3月28日(月)以降の発送となります。その場合も,去る3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震の影響で,配送に大幅な遅延が予想されます。また,金融機関の事情によりご入金を即座に確認できない場合もございます。
岩手県,宮城県,福島県宛の発送再開のメドは立っていない状況です。この3県に関しましては配送業者より情報のアップデートがありましたら即お知らせいたします。
ご不便をおかけしますがご理解とご了承をお願い申し上げます。
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岩手県,宮城県,福島県宛の発送再開のメドは立っていない状況です。この3県に関しましては配送業者より情報のアップデートがありましたら即お知らせいたします。
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下でも紹介いたしました拙作ピアノ楽譜集"Finger Strokes Volume II"ですが,ダイレクト通販の受付を開始いたしました。
オフィシャルサイトのトップページから→"shop"へお進みください。
またはお申し込みフォームへの直リンクはこちら(商品情報をスキップ)。
いやあ・・・。やっと完成しました〜! 構想はや数年,関係各方面への認可手続きから始まって,SIbeliusを使っての譜面作成から一部編曲,さらにDTPアプリを駆使しての製本デザイン・面付けまで自分でやらせていただきました。
前作とはうって変わってヨーロッパのクラシックピアノ譜のようなシンプルなデザインは手作り感がないとは決して言えませんが,こだわって作った自信作です。
ゲームのデータをそのまま譜面化した前作とは異なり,今回はあくまでピアノに向かって演奏することを重視してアレンジしました。(Die Fugeのみ連弾用の4段譜です)
発売開始を記念して1月31日までは日本国内送料無料とさせていただきます。2011年は久保田修の作曲家稼業25周年の記念の年。この機会にそのピアニズムにふぇてぃっしゅに触れていただければ最大の幸せです。
All my best wishes for the upcoming year 2011!
まずは明日,コミックマーケット79/シ-55a Diverse Systemさんにて特価¥2,000(通常定価¥2,100のところ)で販売いたします。
収録曲:
Avant-guerre, Scherzo (Konami Beatmania IIDX)
Die Fuge (Granado Espada - Sword Of The New World)
Consolation, Larmes de la Lune (Snow in Saigon)
来月,みつとみ俊郎率いるレディースオーケストラflumusが,僕のソロアルバム“Snow in Saigon”のトップナンバー“Neige à Saïgon”を取り上げて定期公演のプログラムに加えてくれました。
flumus向けに多少アレンジはしていただいたのですが,この曲が生で聴ける滅多にない機会なので是非。
僕も観客席にいます。
flumus 第1回定期コンサート (flyer PDF)
日時:11月18日(木)open 18:30/start 19:00
場所:杉並公会堂 〒167-0043 東京都杉並区上荻1-23-15
料金:前売¥4,000/当日¥4,500
前売券は
チケットぴあ
もしくは,良いお席の欲しい方は
プラネット・ワイ flumusチケット受付係 [email protected] tel. 03-5988-9316(平日10〜18時)
フォトアルバム作りました→
『を惜しむ』とは付け加えていない。暑いのが何よりも嫌いな僕がそんなものを惜しむのは理屈に合わない。
とは云え,楽しかった思い出は書き残しておこうと思う。
青春18きっぷ3日分¥5,000を金券ショップで手に入れて,景色の美しいことでつとに知られるJR只見線の始発駅,新潟県小出に向かったのは9月最初の週末。朝6時にひとり家を出て途中一部特急に乗るというズルをし(そうしないと時間効率が悪いので・・・でも今どき珍しい窓の開く特急というのは悪くなかった)到達しづらいこの小出駅に到着。一日3本しかない只見線全線走破列車のうち唯一人間的な時間に走る430Dの出発まで2時間もある。18きっぷシーズン断末魔の乗り鉄集団を恐れて早く来すぎたものの若干肩すかしを食らった微妙な雰囲気なので,駅近くの「ますだや」で昼食にへぎそばを喰らう。
この店,一見ぱっとしない普通の蕎麦屋ながら,なかなか奥の深い名店らしい。店内のエアコンは力なさげに傾いてるし,本棚にはなぜかミリタリー関係の専門書と太平洋戦争戦史がずらりと並び,優しそうな店主の持つ実はなんとも男くさい趣味をさりげなく演出している(え,あるいは一緒にいるおばあちゃんの?・・・な訳ないわな)出て来たへぎそばは,以前新潟市内で食したものよりもつるつると滑らかで,海藻のぬめりのようなものを強く感じる喉ごし。結局へぎ2人前+もり1人前を美味しくいただき,駅に戻る。前にもこんな感じの店あったなぁ,あ,あれは香川県琴平の「おがわうどん」だったっけ。駅前食堂としての安定したクォリティと地域密着性,そして旅人にも比較的クールに接する心地よさ。これは必殺普通の店おがわうどんの蕎麦版と言ってもいいか。
駅には既に発車を待つ国鉄型キハ40系の2両編成が意味もなくアイドリングをしていた。この列車はディーゼルだが,昔懐かしいDMH17系列エンジンの玉を転がすような「からんからん」という雅な音でなく,カナダ・カミンズ社製にパワーアップされたエンジンが「ががーぁぁぁ」と吠え続ける。しかし冷房はない。窓を全開にして(そう,国鉄時代の列車の多くはフォトアルバム内の写真のように二段窓を全開にできるのです。やり方知ってる?)発車を待つ。直射日光で汗だらだら。最初はほどんど無人だったのが,やがてあれよあれよという間に人が増えてきて,やがて人々の目つきが鋭くなり始め,ドア目がけて全力疾走する人すら現れ,発車間際にはめでたく通勤通学列車のような混み方に!皆さんどうみても地元の方でなく,わざわざ乗りに来た観光客らしい風体。このまま会津若松まで4時間走るですか!
走り出すと空気が入って暑さは和らぐものの「途中○○駅から団体のお客様が90名ほどお乗りになります。どうかゆずり合って快適な車内を・・・なんたらかんたら」というアナウンスが。それでも車両は増やさないんですね。どうやら「鉄」の人たちよりも昔ながらのローカル線を懐かしむ熟年夫婦や家族連れが多い。あまつさえこの線の一部に乗ること自体を目的として温泉などと抱き合わせて作られたパッケージツアーすらあって,ちょこっと乗ったらあとはすべてバス移動しているようだ。真に鉄な人たちは車窓から見える鉄橋の脇とか田んぼの中とかに車でよっこらしょと乗り付けてカメラを構えているのだった。時にはどう見ても渡れないと思われる川の中州にいたり,トンネル入口のそのまた上の岩壁に激しく貼り付いていたり,あとあと思い出して「あれ?」と思うような不思議な所に陣取っている輩も少なくない。ご苦労さまです・・・。
(上の2つは動画です。embedうまくいかなかったので再生後はブラウザで戻って下さいね)幸い早くから陣取って良い席を押さえたので,肝心の道中は夢見心地。あっという間の4時間だった。トンネルのひんやりした空気,青草の匂い,渓谷を渡ってくる涼しい風などを感じられるのは窓が開いてこそだ。
途中で乗ってきた地元の人が気になることを言っていた。山々の緑がところどころ紅葉のように色づいている。まさかまだ紅葉には早すぎるだろうと思ったら,なんとすべて立ち枯れなのだと言う。今年の夏の暑さに堪えきれず木が音を上げてしまったということらしい。一本枯れると次々と周囲も枯れていくのだと。恐ろしい話だ。そう言われてみると,まるでドライヤーを当て過ぎて茶色になった髪のようにも見える。
こうしたローカル線に人が集まってくるようになったのはいいことだが,線によって明暗が分かれてしまっているのを見ると,結局マーケティングによる人と金のフローが見えてしまってちと興ざめする。きっと只見線や五能線は勝ち組だろうが,明らかに外した趣味の観光列車を(カラオケ付きの和風お座敷列車とか)走らされてもどうにも救われない。
只見線小出口では魚沼の若い人たちがボランティアで乗り込んで沿線や車窓のガイドなどをさりげなくしていて,そういうのは好感が持てた。
でもごめんなさい,こんどはボランティアの居ない普通の日に静かに只見線に乗りに来ようと思う。
今回は3枚組CDで,うち2枚は冒頭曲が僕です。僕の曲は2006年作曲のものから最新作まで5曲入ってます。
ジャケットのカラーは2種類ありますが,中の様子も右の写真のように若干異なっています。
そして再び英語でインタビューを受けました。
→ Square Enix Music Online
Granado Espada(Sword Of The New World)'s new soundtrack album has arrived.
This time the album consists of 3 CDs, 2 of which begin with my track. Totally 5 of my tracks are included, recorded back in 2006 'til this day.
The package has two variations in colour, whose inner design also differs as you see the photo (right).
Besides, yet another English interview is posted: Square Enix Music Online
僕はものすごい暑がりである。そこで外には出ずに家に籠もりてもの作り。運動不足もなんのその。あやしうこそものぐるほしけれ。
まずは指揮棒。去る7月24日のHanbitStation 2010のリハ直前,ふと気がついた「あれ,指揮棒がない」。
慌てて台所より取り出したるは菜箸。それをシャンパンのコルクに穴を開けてねじ込み,木工ボンドで留めてこんな感じ。どや?
意外に長さもちょうどよく,重心の位置も適度で振りやすい。しかしリハを終えて帰った晩,一本だけ残った菜箸を見つめる妻の顔は微妙。
結局本番もこれでステージに出ちまった。
次は,メインマシンであるMacProの二つある起動ボリュームのうち,音楽アプリ専用としている英語版Snow Leopardのほうを,あまり忙しくない今のうちに流行りのSSDに交換しようという目論見。もともと100GBくらいしか使ってないので,ダイエットすれば128GBのに入るだろうと。
このところSSDの値段がぼよん,ぼよんとイイ感じに下がったので,CrucialのReal SSD C300 CTFDDAC128MAG-1G1を導入した。SSD本体の値段はよいのだが,2.5"のSSDをMacPro筐体の3.5"内蔵ブラケットに取り付けるためのアダプターがただの板とネジで¥2,000もするのはどうにも納得がいかない。そこで,ガムテープと並ぶミュージシャン必須の神器,結束バンドの登場だぁ。
アメリカなどでは手錠の代わりに警察がこれで犯人をくくりあげてしまうらしい(手錠だと各種感染症の怖れがあるという,そのために石油製品を使い捨てる理由がどうしようもなくアメリカだが・・・)。しかし僕の手元にあった結束バンドは赤子の手をくくるのがせいぜいの100mmのもので(くくっちゃいけませんよ)ひと思いにSSDを固定するには絶望的に長さが足りない。しかし100円ショップに走る前に考えてみた。結束バンドをもうひとつの結束バンドにつなげば直角になってしまうものの,すぐ第三の結束バンドをクランク状につなげれば無限に延長できるではないか。
右は取付後1週間を経た様子。SSDは軽いので,奥のSATAポートがしっかり入っていればこのようにあとは手前側を支えれば充分。
肝心の使い勝手のほうは,多くの人が既に書いているように,実にきびきび。特にランダム読みが速いおかげで起動と終了がおそろしく早くなった。これで,不慮のトラブルでもクライアントを待たせる無言の時間が短くなるのは素晴らしい。さらに驚いたのは,毎回数分以上かかるVienna Ensemble多用のプロジェクトの起動時間が短くなったこと。将来的にはサンプルを入れてあるHDDのほうをSSDにしたいなぁと思っていたのだが,実はViennaって起動時にライセンスを読みに行くのがやたら時間かかってたのね。だからMac OSがeLicenserを読みに行くのを速くしないことにはどんなに音源のシークタイムが早くても時間効率には貢献しないわけだ。
容量はミニマムインストールのおかげで35GBで収まってしまい,なんだか随分余ってしまった。いちばん食ったのはIRのライブラリだった。
問題は,文明史的にもまだ第2世代(?)になって時間間もないSSDのこと,メンテナンスや長期的な寿命云々のノウハウがまだ蓄積されていない恐怖だ。長年慣れ親しんだハードディスクの常識が通じない点も多い。デフラグの仕方も違うし,酷い場合突然プチフリになるとかお亡くなりになるとか・・・こればかりは常にバックアップドライブを用意して,/tmpファイルのRamDisk移動や,ファイルを開いた日時の余計な書き込みを防ぐnoatime,さらにSafaiとFirefoxのキャッシュをRamDisk上に移動するスクリプトを書いて(気休めかも知れないが)対策しておくしかなかろう。それも含めてストレステストの夏休み。
工作はまだ続く。次はサンプル音源などを入れてあるRAIDドライブSonnet Fusion 500Pの冷却ファンがうるさいという問題。
このエンクロージャーは公式サイトなどを読んでも静音性を売りにしているはずなのだが,音程感のある「ぶうぉわー」というファン音は正直音楽仕事には堪えられなく,悩みの種だった。ひょっとして不良品なのではないかとファンを交換(この製品はファンモジュールも工具なしでホットスワップできるようになっている。Sonnetの名誉のために言っておきますがこれはよい造りです)しようとも思ったが,¥6,000以上もかかる上に日本国内に在庫があまりないようだった。バラしてみるとファン自体はごく普通の8cmのもの(米国製Vantec Stealth SF8025L)で,日本では見かけないが米国で$10台。でもこの際なので,オーストリアが世界に誇る!あこがれの(なんと地味なあこがれでしょう)Noctua社のファンに替えてしまおうと,取り寄せました。
なんともシックな色ではないですか。どうせ隠れてしまう冷却ファンには勿体ない。しかし見えない下着を着飾るようでなんだかうきうきしますね(しねぇよ?)。
実はこのファン,先日TaQの新しいスタジオを訪れたときに見たLaCie 4Big Quadraが意外に静かなのに驚き,そのスペックシートを調べて発見したもの。なんだか,スイスの時計,フィンランドの携帯電話,フランスの政府支援系無料Macアプリなんかにも通じるヨーロッパのものづくりエスプリを感じるよい製品です。6年保証というのもあっぱれ。お代¥1,980。
実際に装着してみると,確かに静か。英国のレビューに"quiet, but not silent"と書かれているように決して無音ではないが,エレガントな音色は意識を奪わず,エアコンの音にかき消されてしまっている。あまりに静かすぎて電源ボタンをもう一度押し,うっかりアンマウントさせてMacに怒られてしまった。ちゃんと仕事をしてくれているのか不安になったのでTemperature Monitor(ドイツ製フリーウェア)でHDDの温度を測定したところ,交換前よりも若干高い。しかし連続10時間のファイルコピーをして最高でも40℃台をキープしていたので(室温27℃)まぁ合格としよう。同じドイツ語圏仲間だからと甘めの数値を示したりしてねぇだろうな・・・? いやいや,そんなイタリア知恵が廻るなら逆にドイツも安泰だ。
まぁ,『オレは働いてんだぜ。見ろよ,聞いてくれよ』というアメリカ人労働者を一人クビにして寡黙なドイツ系を雇ったような印象です。
最後は,4年もの連続使用後チリチリシーシーと可聴範囲ギリギリのいや〜んな高周波騒音を発していた妻のWindows XPマシン,Dell Dimension 9150の修理で締めくくる。
最初はハードディスクを疑ってみたが,交換しようと筐体を開けてみると原因は電源ユニットだと分かる。
とにかく彼女の酷使の仕方が尋常ではなく,あるミッション(?)のためにサーバー並に昼も夜も連続高負荷運転を続けている。
リビングに置いてあるPCなので,こいつが明けても暮れてもチリチリシーシーと悲鳴を上げ,かつ「ぶうぉわー」(再び)と全身全霊で排気していると,横でTVすらまともに観られやしない。つまりもはや彼女一人の問題ではなく家庭の利害と相成った。しかし今ちょっと新しいPCを購入する予算はないし,XPを使い続けるなら割りと良くできたマシンだということで¥7,980出してAmazonで電源ユニットOwltechのEverest 85PLUS 520をBritaのフィルターと共に(笑)注文し(しかしアマゾンって何でも売ってるのね),延命を図ることにした。
このEverest,内部の電源ケーブルが取り外し式となっていて,余分なケーブルを引き回さなくて済む。それでも余ったケーブルはまた結束バンドでまとめて,っと,おっとここで手が汗で滑って,右手中指の第1関節付近を筐体のエッジで軽くえぐってしまった。まあ慣れない手仕事はこのへんでやめてあとは旨いものでも作って食いましょう。
電源ユニットの発熱も減ったおかげで見違えるように静かになったPC,リビング,そして我が家。
さあて曲でも書くか。いやいやもうちっと休ませて。
ついでにTwitter始めました。今さらですが(笑):osamukubota
このところライブというと少人数のアンサンブルや,ピアノソロ+何かといった形態ばかりやらせてもらってましたが・・・。
何を隠そう二十年以上も前,メジャーデビューはバンドと共にだったのですよ。ドラム,ベース生は当たり前,うなるPAにドーパミンを出しまくり,ライブハウスから武道館まで,髪を振り乱してプレイしておりましたっけ。
そしてようやく,ちょっとの時間ですが自分がリーダーになっての大編成ライブが久しぶりに叶うことになりました。リズム隊のほか生弦カルテット,フレンチホルンも含めた総勢9人。"Hanbit Station 2010"という,ハンビットユビキタスエンターテインメント社のゲームすべてを集めての夏祭りですが,多くを作曲させてもらったMMORPG『グラナド・エスパダ』のレパートリーから何曲かを特別にアレンジして演奏しようと思ってます。すべて自作曲です。カヴァー曲なんかやらないぜ。
入場は無料。誰でも観ることができますので,お近くに寄られたらぜひ。
『Hanbit Station 2010』開催日時:2010年7月24日(土)12:00(11:30開場)〜18:00
●Osamu Kubotaスペシャルライブ時間(予定):16:45〜(約30分間)
●入場無料
●会場:ベルサール秋葉原 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビルB1F・1F・2F
ゲーム音楽とは言っても,ゲームのことは何も知らなくても楽しめると思いますよ〜。旅の匂いのする音をお届けいたします。
では,秋葉原で。
Here is my interview at GDC San Francisco back in March.
ひさびさのインタビューですが英語です。3月に米国サンフランシスコで開催されたGDC(Game Developers Conference)会場で受けたもの。
先週,ふたたび北京でオーケストラを録って帰って来ました.
出発前にCNN.comで天気をチェックしたら23度だというからなんだ随分暖かいじゃん,と思ったら,
華氏でした.
ありがちなベタな展開ですが...摂氏ですと軽くマイナス5度くらい.でもタクシー移動が基本の北京では思ったより寒空の下に投げ出される時間は少ない.
中国では以前お金を渡すときに『投げる』風習があって,米中国交樹立のために訪れた北京でお釣りを顔面めがけて投げつけられたニクソン大統領夫人はこれに驚いて抗議,あわてて中国共産党は「お金は投げずに渡しましょう」キャンペーンを展開したなんて事があったっけ.
しかし,そのアメリカさんもなかなかやる.彼らが投げるのは主に『食べ物』だ.
今回,北京→成田のユナイテッド航空のいかした黒人オバサンCAは,なんとビーフライスの乗った機内食をトレーごと投げてくださいました.
御飯粒にお百姓さんの魂,梅干に天神様が宿ると信じる日本人から見たらなんとも罰当たりに見えるこの行為,世界的にはそんなに珍しいわけではない.ハンバーガーもサンドイッチも実に“投げやすく”できているではないか.
悪気はないのだ.しかし,
"Please don't throw food!" - I shouted.
オヤジギャグですいません.
United B777 intl. のエコノミー39番窓側はお得席.
機体のカーブのためこのように足元が広くなるのです.
今年9月に西日本地区でのみO.A.された,関西テレビ制作DRAMADA-J『いつかの友情部、夏。』がDVD化されて発売となります.音楽全般を担当しています.
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