K-popのおしごと．"Koffee"という新人男性歌手に３曲書いてコンペ．２曲が採用された．月末のGE World Partyが終わったらすぐソウルに渡ってレコーディングだ．初のソウルでのstrings録音も控え，実に楽しみ．
OST（サウンドトラック）ものばかり多く携わっているので，たまに純然たる歌モノってのも気分が変わってよろしい．
韓国との仕事を本格的に始めて数年になるが，意外なことに，自分の曲にプロの作詞家が韓国語の歌詞を付けてくれたのは初めて．今朝ソウルから仮歌が送られて来たんだけど，感動ですね．やはり美しい言語だと思う．
このKoffeeという歌手，甘い声でかなりの実力派です．英語もうまい国際派．平井堅の歌も日本語ですらすらと歌う．はやく日本でも紹介されて欲しいですね．
最初にソウルの事務所で会った際，その時はまだ彼の仕事をやるとは決まってなくて単なる挨拶だったんだけど，彼はプロモーションのためにデモCDやMDを持参するのではなく，部屋に入ってくるや否やその場でア・カペラ生歌をうたいはじめたのね（！）最初は優しく，しまいには壁が崩れんがばかりの声量に，事務所じゅうのスタッフが作業放っぽらかして集まって来てしまったのでした．
１曲はバンドサウンドで，ビンテージシンセなど多用して'80〜90sを思い出させるオヤジくさいフュージョンサウンドなんだけど，面白いことに韓国ではかえって“新しい”と受け取られるのね・・・K-popは打ち込み多いからね．韓国語の歌詞が乗るとなぜか新しい印象に変わるってこともあるし．
GE新曲も依頼が来て，嬉しい悲鳴．ワイン喰らってぐーぐー寝る幸せな時間はもうちょっとだけおあずけか・・・．
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