僕は12月が好きだ.
クリスマスに向かって華やいでいく街というのはなんともよい.
ヨーロッパではクリスマスを過ぎても飾り付けはそのままで新年まで使い廻すのが普通なんだけど,日本ではもっと男性的なカーブを描いて(?)クリスマスイブを最後にぱたっと華やぎがフィニッシュ,お正月モードに移行するでしょ,このまるでシンデレラのような,言い方を換えると〆切を控えたような,限られた時間の儚さが12月をさらに切なく美しくしてるように思うんだが.
十数年前,つのだ☆ひろさんのバンドでピアノを弾いていた時,クリスマスイブに六本木でライブをした.バブル期を迎えた街の華やぎようといったら今の比ではなく,街はカップルで溢れかえっていた.その時ひろさんはこのデビュー前の若いピアニストに告げた「久保田くん,音楽で喰っていくことを目指すならこの時期に彼らの側になることはあきらめろ.俺たちは彼らを楽しませるために生きてるようなもんだ」・・・.言葉は現実となり,僕は働きづめの12月を過ごし続け,恋には破れ続けた.12月の恋人達になれないコンプレックスがこの時期をより美しく見せているだけかも...(笑)
素敵じゃないですか♪
私もクリスマスは誰かを楽しませる側になりたいなー。だって!クリスマスって何したらいいかわかんないんだもん!洋食はしょっちゅう食べるし、ワインもしょっちゅう飲むし、ケーキもしょっちゅう食べるし。
だったら、学生の頃アルバイトしていたイタリアンレストランにて、200人のオーダーこなしてた時の方が楽しかったなー。
と、今年も収穫のないクリスマスでしたん。
Posted by: ChiCa | Tuesday, 27 December 2005 at 16:54
プレゼントも贈られる側より贈る側のほうがわくわくする,ってこともありますしね.
ところで,航空会社によるクリスマスサービスの一例.
JAL: 搭乗ロビーにて,趣味でバンドをやっている社員がサンタの格好をしてサックスの生演奏を披露.
Air France: クリスマスツリーを荷物に預けても追加料金取らず.
お国柄ですねえ.あなたならどちらが嬉しいですか・・・?
Posted by: Osamu | Wednesday, 28 December 2005 at 18:05
クリスマスツリーに荷物をぶら下げた場合も料金は発生しないのかしら? …バカですね、えぇ(笑
Posted by: アクア | Wednesday, 28 December 2005 at 22:01
ツリーにぶら下がってパリまで行きたいもんですね.
荷物室は氷点下ですから確実に命にかかわりますが.
Posted by: Osamu | Tuesday, 03 January 2006 at 00:14