ちょっといい映画を観たのであちこちで宣伝.
とは言っても恥ずかしながらCATVだけど(ムービープラス).まだ何度か放映するようですが・・・.
東ドイツで厳格な社会主義思想に邁進する母親がベルリンの壁の崩壊直前に心臓発作で昏睡状態に.再び気がついた母に,息子はすっかり変ってしまった世界をどのように説明するのか・・・?
タイトルから政治的な,もっとイデオロジックな(キェシロフスキみたいな)映画かと思ったのですが,ぜんぜんそんなことなくて,これは,なんというか,やはりひとつの家族の物語ですね.見終わったあと,なにか温かいものがちょこっと心の底に残ります.
同じ東側を描いたものでも,アクションや爆破シーンに妙に金をかけた米英製サスペンスとは違い,ほんとに予算かけてなさそうなんだけど(失礼)こういうのを観るとやっぱヨーロッパ映画っていいな,と思います.
じれったさや余分な説明を一切排するテンポの早い展開も○.あとからフッと失笑してしまうくだらないジャーマン・ジョークも全開で,情けなくも和みます.
こんばんは♪この間はどうも☆
グッバイレーニン、ムービープラスでやっていて気になっていたんですが、3回の放映にどれも時間がとれず見れずじまい。
私たちの世代は「ベルリンの壁崩壊」の事実はニュースで知っていてもその後東ドイツがどのような道をたどってきたかをまったく知らない人が多いんですよね。
そういう私もこの前いろんな文献を読むまでその中の一人でしたけれど(笑)
当時8歳の私は、ベルリンの壁崩壊のニュースを見て
「何で落書きしてある壁を壊して泣いて喜んでいるのかなあ?(=゚ω゚)?」
と思ったのをよく覚えています。(笑)
修さんの記事を見て面白そうなので今度DVD借りてこようと思います~☆
こういうほのぼのした(しかもコミカル!)映画は大好物です。楽しみ。
Posted by: rainy | Wednesday, 08 February 2006 at 23:28